劇団ナイロン100℃
ライブの合間にナンセンスなコントを披露していたケラを芝居へと引き込んだのは犬山だ。「演劇少女だったので新劇の勉強もしていたが、ケラさんの書いたものの方が面白かった」。有頂天や筋肉少女帯のドラマーだったみのすけも、気がつけば俳優に。高校の先輩でもあるケラを「表現活動しか頭にない人。趣味や生活には無関心」と評し、こう続ける。「演劇界ではずっと異端児だったのに、いつの間にか真ん中で注目される存在になった。最近のケラさんはそのことを引き受け、作風も変わってきた」
東京・下北沢の本多劇場で上演中の記念公演「シャープさんフラットさん」(ケラ作・演出)は、劇団員総出の2本立て公演。90年代初頭のサナトリウムを舞台に、笑いにこだわる劇作家(三宅弘城/大倉孝二)が仕事を投げ出し入所したことで起こる人間模様を描く。「半自伝的」とのケラの惹句(じゃっく)が興味をそそる。「あのときケラさんはこんなことを感じていたのかという発見もある。これまでの演劇人生を総括した作品では」とみのすけは言う。
常識と折り合えない劇作家の物語が2通りに展開し、結末も違う。犬山は「私が制作だったら『やめましょう』と言った。どんなに大変でもやりたいと思ったことを貫く。その行動力に圧倒される」と話す。
公演は10月19日まで。犬山とみのすけは大倉主演版に出演。6800円。電話03・5485・8886(キューブ)。
asahi.com
色んな劇団あるんですね
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


最近のコメント